当院のような矯正歯科にいらっしゃる患者様の多くは、歯並びの見た目に不満やコンプレックスがあって治療を希望されます。それ自体は決して悪いことではないのですが、せっかく治療するのですから、かみ合わせまできちんと改善した方が良くありませんか?
▼審美目的の方も矯正は受けられます
結論から言うと、審美性を目的として矯正治療を受けることは可能です。それを否定する歯科医師は存在しないことでしょう。ただ、審美面の向上だけを目的するのは、治療の性質上、難しいこともあります。なぜなら、健康的で美しい歯並びには、必ず正常な機能も伴うからです。誤解を恐れずに極端な表現をすると、かみ合わせの異常を改善することで自ずと美しい歯並びも手に入るといえます。
▼見た目だけを短期間で改善したい方へ
矯正に「審美面の向上」だけを求める理由が治療期間を短縮させることなら、気になる歯だけをセラミックで治療する方が良いかもしれません。矯正治療は、審美性に重きを置いたとしても、1~3年程度の期間を要します。部分矯正であるなら6~12ヵ月程度で終わることもありますが、セラミック治療と比較した場合はやはり長く感じることでしょう。
▼まとめ
今回は、審美面の改善だけを目的とした矯正治療の可否について解説しました。そうした目的をもって矯正治療を受けることは十分可能ですが、正常なかみ合わせも必ず付随してきますので、結果としては見た目が美しく、よく噛める歯並び・かみ合わせが手に入ることでしょう。マウスピース矯正のインビザラインでもデジタルシミュレーションを実施した結果には、審美性と機能性の両方を追求した治療プランが提示されます。
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