マルチブラケットによるワイヤー矯正を始めて“滑舌が悪くなった”と感じる方は非常に多いです。装置の構造上、ある程度仕方のないことですが、しゃべる機会が多いお仕事をされている方は、その点が非常に心配かと思います。そこで今回はマウスピース型矯正のインビザラインにおける滑舌への影響についてかんたんにご説明します。
▼インビザラインは滑舌が悪くなりにくい
インビザラインは、標準的なワイヤー矯正と比較すると、滑舌に与える影響は少ないです。それは矯正装置を比較したら一目瞭然です。インビザラインで用いるマウスピース(=アライナー)は、表面が滑らかで厚みも0.5mm程度しかありません。上下とも歯列にぴったりフィットするような設計にもなっていることから、しゃべりにくいと感じる場面もほとんどないでしょう。ただし、インビザラインも異物であることに変わりはなく、人によっては滑舌が悪くなったと感じるかもしれませんが、時間の経過と共に慣れていくことでしょう。
▼ワイヤー矯正と何が違う?
ワイヤー矯正で装着するブラケットや矯正用ワイヤーは、とても複雑な構造をしていますよね。しかもお口の天井部分である口蓋(こうがい)に金属製の装置を着けることも珍しくなく、舌の運動が制限されやすくなっています。ワイヤー矯正を始めたばかりの時期は、発音はもちろんのこと、噛んだり、飲み込んだりする動作にも不自由を感じます。そういう観点からもインビザライン矯正は最も快適な治療法のひとつといえるのです。
▼滑舌が悪い場合の対処法
インビザライン矯正で滑舌が悪くなった場合は、発声練習などを行うことで改善できます。舞台役者が行うような発声練習でも良いですが、もっと手軽に行える「あいうべ体操」などでも滑舌の悪さは軽減できます。その他にも矯正中の滑舌を良くする方法はいくつもありますので、関心のある方はお気軽に小林歯科医院までご相談ください。
▼まとめ
今回は、インビザライン矯正における滑舌への影響について解説しました。マウスピース矯正は基本的に発音障害が起こりにくくなっており、それはインビザラインも例外ではありません。ですから、矯正中の発音障害が気になるという方は、インビザラインを始めとしたマウスピース矯正を検討してみても良いかもしれません。当院は青森県五所川原市でインビザライン矯正に力を入れている歯医者さんです。
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