悪い歯並びをマウスピース矯正で治そうか検討中の方は、インビザラインとキレイラインで迷われているかもしれませんね。どちらも日本で有名なマウスピース型矯正装置ですが、厳密にはたくさんの違いがあります。今回はそんなインビザラインとキレイラインの違いについてわかりやすく解説します。
▼治療範囲の違い
インビザラインとキレイラインを比較する上で最も重要なポイントは「治療範囲の違い」です。インビザラインが奥歯を含むすべての歯が治療対象であるのに対し、キレイラインは上下の前歯12本が中心になります。つまり、キレイラインというのは部分矯正に特化した治療法と言えるのです。ですから、奥歯も含めた上下の歯並び全体を矯正したいのであれば、キレイラインは不向きと言わざるを得ません。
▼適応症の違い
キレイラインは前歯の部分矯正であり、すきっ歯や乱ぐい歯、出っ歯などある程度、治療することはできますが、軽度から中等度に限定されます。一方、全体矯正が可能なインビザラインなら、比較的重症度の高い歯列不正・不正咬合でも適応できるケースが多いです。
▼治療期間・治療費の違い
部分的な矯正にとどまるキレイラインは、治療期間も短くなります。一般的には6~15ヶ月程度で矯正が完了します。インビザラインもライトパッケージのような部分矯正であれば、6ヶ月程度で終わることも珍しくありませんが、全体矯正となると1~3年程度の期間を要します。治療費も一般的にキレイラインの方が安くなります。
▼どちらがおすすめ?
歯並びの見た目だけを短期間で改善したいのであれば、キレイラインが向いています。全体の噛み合わせを改善することは難しいですが、口元のコンプレックスを手軽に解消できることでしょう。けれども、歯が持つ本来の機能は「噛む」ことです。その点まできちんと改善できる治療を希望されるのであれば、インビザラインがおすすめといえます。
▼まとめ
今回は、インビザラインとキレイラインという2つのマウスピース型矯正装置について解説しました。それぞれに異なる特徴があるので、どちらにすべきか迷ってしまうという方も多いことでしょう。大切なのは治療を受けて後悔しない・失敗しないことです。それだけに、矯正法の選択は慎重に行うべきだといえます。青森県五所川原市の小林歯科医院までご相談いただければ、ていねいにカウンセリングいたします。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午前:9:00~13:00
午後:15:00~18:00
休診日:火曜・日曜・祝日